「きたぐにの動物たち」がそれまでの本多勝一の著作に対するイメージと異質のもの(と言うかテーマ)だったのに対し、これは期待通り?の1冊です。中身は、あちこちに書かれた短文をテーマごとにまとめてあり、従って記述内容に多少重複があります。
その前に、解説の下沢勝井氏が次のように本多勝一の作品にジャンル分けをしているので備忘録代わりに書いておきます。これが、この本の一番の収穫かも知れん(笑)
(1)山岳もの
(2)異民族の生活紹介
(3)戦場もの
(4)国内もの
(5)教育問題
(6)ジャーナリズム論
(7)文章論
(8)その他
えっとそれでこの本の感想は…
大体はもっともなコト言ってるなぁ。でもそれで具体的に世の中が変わってきたってほど言論界から影響を与えていないなぁ。それを著者に対して力不足だと責めるのはきっとお門違い、この人はペンという自分の武器で戦っているのだから、この人の論説に共感する別の武器を持った人々が戦わなければならないのでしょう…
2006年7月7日 実家に向かう新幹線こだま号車中にて読了
