「日経コンピュータ」誌で一番面白い記事は?「動かないコンピュータ」でしょう!それは野次馬根性のせいも多分にあるけれど、そうなった場合の人の動きや考え方がとても興味深く、自分に置き換える事が楽しい(楽しくはない…)からに他ならない。失敗を嘲笑するだけでなく、自分に身に降りかかる事として捉えることは大事。
だから、会社の事例報告会も「あの人バカだなぁ」ではなく、そうなった過程、対処を聞くのが「おもしろい」。そして更におもしろいのが、居並ぶ幹部のコメント。悪いけど、こういう場のコメントで幹部の理解度、真剣度、アタマの良し悪し、判断させて頂きます。
よっぽど政治的な案件でない限り、「赤字は悪」と言うのが弊社の考え方である。だから、販売管理費を賄えない様な低粗利で見積る案件は部長決済を経なければダメ。そして赤字プロジェクトを出すPM(プロマネ)=無能と評価されてきたのではなかったか。そういう「絶対に赤字を出さない」と言う組織文化が、高収益ではないにしろ堅実な損益を維持し続けてきた源泉ではなかったのか。
部長という立場の人間が(ウチの、じゃないです)こんな報告しかできないの?そして顧客とのコミュニケーション不足を自分の性格のせいにするの?だったら部長やめなさい。アナタは良い人かもしれないが、そのスキルは課長止まりです。得意不得意はあっても、それをこなすのが職務です。立場が人を育てるとは言うけど、これだけの試練を与えられてなぜそういう態度を取れるの?
そして照れ笑いする報告者を「なに寝言言っとるかバカモン!」と一喝しない幹部の方々、あなた方の罪はより重いです。そういうスキルしか持たない人間を任用した罪、そして問題を起こした後もその地位に留める罪。
再チャンレンジさせることは是ですが、過ちをきちんと分析しない・させない組織は必ず同じ過ちを繰り返します。うわべだけの反省ならしないのも同然。事故を教訓として率先して学ぼうとしないのは何故ですか?
100円単位の見積に悩み、1000円の利益に喜んでいる人間の一方で、億の赤字をヘラヘラ笑って済ませる奴が居る。それを見逃す人がいる。やってらんねー。
せめてもの救いは、当部の課長が「あんな報告じゃダメだ。アマアマだ。」と吐き捨てたこと。ウチも、まだまだ捨てたものじゃない…かな?もちろん、トラブルを起こさないのが一番ではあるけれど。
